6月8日付香港各紙によると、これはコンサルティング会社のECAインターナショナルが、世界460都市の海外から赴任している駐在員の、今年3月までの1年間の日常的に購入する消費財とサービスの価格を調べ順位付けしたもの。
昨年は東京に次ぐ2位となっていた香港だが今年は逆転してアジアの首位に、世界でもアンゴラ(アフリカ)の首都ルアンダに次ぐ2位となっている。
同社のアジア地区代表は「香港の上昇は香港ドルが強い米ドルと連動しているのに対し、他地域の通貨が弱含みだったのが要因だが、加えて香港の物価高も影響している」と分析している。アジアでの香港、東京以下の順位はソウル、上海、横浜、名古屋と続く。
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