タイ最南部の国境通行所を閉鎖。東南アジアで広がるIS対策

　
封鎖の背景には、東南アジアでISによるテロが拡大しつつある現実がある。インドネシアの首都ジャカルタで警察官ら16人が死傷した自爆テロ事件や、フィリピンのミンダナオ島でもISに忠誠を誓うグループによる犯行が勃発した。テロの頻発を受け、フィリピン、インドネシア、マレーシアはISの流入を止めるために海と空の合同警備を開始するなど、警戒を高めている。
　
アジアにも広がってきたテロ活動に勢いをつけさせないためにも、早急な対応が求められている。