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日本人も使っているタイの社会保険

社会保険に加入するためには、外国人である日本人はまず、労働許可証を取って働く必要がある。その際に、社会保険の加入が義務付けられるため、それに入り、病院を1つ指定する。
 
のちに会社を辞めたのちも、もし本人が社会保険の加入を続けたいのであれば、そのまま会社での加入から個人での加入に切り替えられる。
 
この社会保険は、通院の範囲内ではほぼ費用がかからないので、病院に通院している人などは重宝するものだろう。
 
しかし最近は、外国人労働者のミャンマー、ラオス、カンボジアなどからの出稼ぎ労働者も、この社会保険に入るようになっており、現在、社会保険に加盟している80ヵ所の民間病院がこのまま維持していけるのかなどが、懸念されている。
 
昨年9月には、パウロ・メモリアル病院が社会保険からの脱退を表明し、この病院で社会保険を使っている12万人が、他の病院に移らなければならなくなった。
 
病院の事業方針などにより、社会保険の加盟から抜けることもできる。スクムビット界隈では、外国人がよく利用していたカメリアン病院が2015年に脱退している。
 
2016年に脱退したのは3病院で、一方、2017年には4つの病院が新規加盟している。
 
また、社会保険に加盟していながら、定員がいっぱいで現在は受け付けていない、などという病院もあり、ペット・ランシット、カセマラート・ラッタナティベート、パウロ・チョクチャイ4、チューラーラット・3インター、カセマラート・バンケー、ヤンヒー、ラプラオ、パトムウェート、パヤタイ・シラチャ―、ナワミン9などの病院が現在、受け付けていない。
 
(ソース:https://goo.gl/YbX5Zn)