6日付香港各紙によると、特区政府路政署の鍾錦華・署長は、5月28日から6月1日までに土木工程拓展署から問題が疑われる210件のテスト報告書を受け取ったと説明。
うち203個のサンプルに結果偽装の疑いがあり、そのうち159個が構造部分、44個は非構造部分。構造部分ではトンネル、海底、地底の支柱などに使用されていることが特定されており、優先的に強度検査を行っているという。
すでに13カ所について非破壊検査を行い、強度は要求を満たしたことを明らかにした。だが専門家は、特に支柱部分で非破壊検査を行うのは相当困難と指摘している。
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