在外公館などを通じて実施した「海外在留邦人実態調査」の結果によると、地域別の在留邦人数は、北米49万1844人(約37%)、アジア39万2216人(約29%)、西欧21万3202人(約16%)の順で、3地域で全体の8割を占める。
国別の在留邦人数は、多い順に米国42万1665人(約32%)、中国12万8,111人(約10%)、オーストラリア9万2,637人(約6.9%)、タイ7万337人(約5.3%)、カナダ7万174人(約5.2%)となっており、5カ国で全体の約6割となる。
◆ 海外進出日系企業の実態調査
同時に発表された「海外進出日系企業実態調査」の結果、平成28年10月1日時点で海外に進出している日系企業の総数(拠点数)は、7万1820拠点で、前年より691拠点(約1.0%)の増加となり、過去最多を更新した。
結果によると、国別では中国3万2313拠点(約45%)、米国8422拠点(約12%)、インド4590拠点(約6.4%)、ドイツ1811拠点(約2.5%)、インドネシア1810拠点(約2.5%)、タイ1783拠点(約2.5%)の順となっている。
(編集・甲斐 天海)
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