「水に流そう」トイレの紙、台湾で6月から
台湾では6月から、公的機関に設置された公衆トイレでの使用済みトイレットペーパーを便器内に捨てて水に流すことができるようになる。行政院環境保護署は、水に溶けやすいトイレットペーパーを設置するとともに、6月30日までに公衆トイレ内に「使用済みトイレットペーパーを便器内に捨てて水で流す」よう求めるイラストを貼り終え、7月からは各地の環境保護局を通じて、それぞれの地域の公衆トイレにこのイラストが貼られているかどうかを検査し、政策の周知を徹底することにしている。
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台湾ではこれまで、使用済みのトイレットペーパーを便器内に流すことが禁止され、トイレ内の小型ごみ箱に棄てるよう求められていた。これは紙の質の影響で水に溶けにくく、流すとパイプを詰まらせる恐れがあるためだった。
しかし不衛生であると指摘する声もあった。行政院環境保護署では衛生政策の一環として、今年3月から、使用済みトイレットペーパーを流すことを宣伝する活動を進めてきた。これを受け、台北捷運(MRT、台北メトロ)では、すでに駅構内のトイレに設置されているトイレットぺーパーが全て水溶性に取り換えられた。
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