EDBは世銀グループの国際復興開発銀行(IBRD)と人材派遣で合意した。EDBのフォン・ピンンフェン都市・インフラ・工業ソリューション部ディレクターによれば、シンガポール企業の社員はWBが途上国で推進するプロジェクトに1年契約で派遣され、当該国のインフラの現状を把握し、プロジェクト開発・融資の技術を磨く機会を与えられる。
提携の狙いは人材育成で、フォン氏は「アジアはインフラ市場を開放しつつあり、現場の状況およびビジネスの進め方を理解できる人材が必要になる」と語った。
現在はプロジェクト開発・管理のための人材が不足しており、EDBはシンガポール人を育成し、域内インフラプロジェクトの獲得につなげたい意向だ。民間企業では既にこうした人材育成乗り出したところもある。MASは国際金融公社(IFC)と協力覚書を交わした。東南アジア諸国連合(ASEAN)においてフィンテック(革新的金融技術)の採用を促す。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43243/