2017年5月22日

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アウン・サン・スー・チー国家顧問が選挙法違反で告発される

アウン・サン・スー・チー国家顧問が選挙法違反で告発される

ミャンマーの旧与党である連邦団結発展党を含む野党13党は、アウン・サン・スー・チー国家顧問と与党幹部2人に対し、憲法や選挙法に違反する言動があったとして連邦選挙管理委員会に5月8日付で告発した。

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告発文によると、アウン・サン・スー・チー国家顧問は補欠選挙があった4月1日の2日前に国営放送を通じて「政権移行後1年を振り返る演説」を行った。
その際「わたしたち国民民主連盟が政権を担った当時、『変革のときが来た』というスローガンを掲げた。2年目となる今、『国民とともに』にスローガンを変更する」と発言した。
これが、あたかも党の政策であるかのように受け取られるため、憲法で禁止されている党活動にあたると指摘している。
  
このほか野党13党は、国民民主連盟(NLD)の幹部であるティン・ウー最高顧問、ウイン・テイン党中央書記の二人に対しても、「選挙の直前にあたる3月31日に国営放送を利用して、選挙に有利になるように党の基本政策や歴史を宣伝した。これは選挙法違反にあたる」とし、告発した。

Photo by Stortinget on Flickr
 
>>あわせて読みたい 『ミャンマーの補欠選挙にて、スーチー史率いるNLD(国民民主連盟)が9議席獲得』

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