5月18日付香港各紙によると、摘発されたのは屯門の建泰街と油塘の四山街にある工業ビル内。
警察ではベトナム人組織が大麻を生産しているとの情報を得て1月から捜査を開始し、16日に一斉摘発。
工場内には鉢植えの大麻草2004株と乾燥大麻24キログラム(末端価格3800万ドル相当)が見つかったが、大麻の量としても末端金額としても1990年以降で最大規模の事例となった。
逮捕されたのは現場にいた主犯の男(36)を含め10人、全員不法入境のベトナム人で同郷の出身だという。
また警察は主犯の男の自宅も捜索、現金と宝飾品が押収されたほか銀行口座も凍結し、これら資産総額は計730万ドル分に及ぶ。
>>あわせて読みたい 『フィリピン、ドゥテルテ政権下で既に麻薬密売人・中毒者8万人が自首』