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カンボジア縫製工場労働者が未払賃金の支払いを求め抗議活動

  
カンボジアアパレル労働者民主組合連合のPrack Chanthorn副会長は、First Gawon Apparelの労働者らは12日に支給予定だった4月分の給与が支払われなかったために抗議活動に及んだと説明する。
 
「経営者は12日に支払うと言っていたのにも関わらず、当日になってみると結局一人20ドルしか払えないと言った。それで従業員が怒り、道路を封鎖した」
家賃を払う必要のある従業員は50ドルに増額した上で支払いを受け入れた。しかし多くの従業員は最低賃金の3分の1でしかないその金額での支払いを拒否した。
 
「16日火曜日まで休日だが、水曜日以降出勤するかどうかはわからない。従業員らと協議する」とChanthorn氏は話した。
 
クメールタイムズの取材に答えた州労働局の担当者は、労働局はすでに経営者と協議し、従業員への支払い計画を立てたと述べた。
「従業員はまず50ドル受け取り、残額は5月20日に支払われるということで合意した。工場は資金不足で賃金支払いができない状況であった。経営者が銀行に融資を依頼したが銀行が休みのため、従業員らは休暇後に残額の支払いを受けることとなる」と彼は述べた。
 
Ith Samheng労働大臣は抗議活動を行う労働者らに対し、交通を阻害すると刑事訴追され得ると警告した。
 Economist誌の2012年の記事によると、韓国資本のFirst Gawon Apparel Factoryは1日2万点もの縫製製品を生産している。
  
カンボジアでは工場経営者が破産後逃亡し、多数の縫製労働者が賃金の未払いで生活不安に落とし込まれる事態が頻発している。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2870.html
 
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