一帯一路計画は中国西部と中央アジア、欧州を結ぶ「シルクロード経済帯」と、中国沿岸部と、東南アジア、インド、アラビア半島、アフリカ東部を結ぶ「海上シルクロード」の2つの地域でインフラを整備し、経済・貿易関係を促進しようというもので、ウォン氏は「シンガポールの周囲に道路、港湾など新たなインフラが建設され、貿易ルートも変わる」とシンガポールにとり脅威となる可能性を指摘した。
ウォン氏は「他国は同計画の波に乗り、海上貨物積み換え港、ハブ空港、金融センターを目指す。シンガポールは空運、海運能力を強化し、今日性を維持しなければならない」と語った。中国当局はリー・シェンロン首相ではなく、ウォン氏を会議に招いた。
シンガポール・中国リーダーシップフォーラムに出席のため来訪した中国共産党中央政治局委員の趙楽際中央組織部部長は16日、リー首相を表敬訪問し懇談した。
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