ランサムウェア(身代金要求型ウィルス)の被害、香港でも十数件
身代金要求型ウィルス・ランサムウェア「WannaCry」による攻撃が世界各地で猛威を振るっているが、香港でもパソコンが感染し身代金を要求されたケースが出始めている。
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5月16日付香港各紙によると、政府生産促進局に寄せられた通報(被害届)は過去3日内で17件。
このうちほとんどが個人ユーザーで、企業のパソコンは2件だけだったが、使用していたのはウィンドウズ2008とウィンドウズ7だったという。
警察が受けた通報は5月14日に1件あり、被害者(個人ユーザーのウィンドウズ7)はパソコン使用中に突然警告が表示され300ビットコインを要求されたという。
生産促進局が5月15日に受けた相談は160件に上った。
一方、マカオでは5月13日に、澳門電脳保安事故協調中心へWannaCryに関する十数件の相談が寄せられた。同中心によると、マカオでは今年3月からランサムウェアの攻撃が始まり、20数件の相談が寄せられていたという。
香港当局は、これまでのランサムウェアに比べ進化していると指摘。今後も被害が増えることが予想され、注意をうながしている。
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