「1人あたりアプリ所持数」の調査では、日本のユーザーのスマホには平均して100本以上ものアプリがインストールされているという結果が示された。
「1日あたりアプリ利用数」の調査ではブラジルが1位だった。
一日あたりのアプリ利用についての分析では、対象となった10か国すべての国で、スマホユーザーが1日平均で9本を超えるアプリを利用していることがわかった。1位はブラジルで、インド、合衆国、中国、日本が続いた。
日本は様々な種類のアプリをインストールし、その中から必要なものを数本ずつ毎月利用するという特性が垣間見れたという。
中国では、WeChatが多機能アプリとして圧倒的に有力なポジションにいるにも関わらず、インストールするアプリ数が日本に次いで多く、さらには1日あたり11本ものアプリを利用しているという。
また、この調査ではiPhoneユーザーがAndroidフォンユーザーをやや上回ったという。
「1日あたりの利用時間」の調査では、日本人は1日に約3時間利用していることが分かった。
「1日あたり利用時間」の調査では、日本人は1日に約3時間利用しており、そのうち25%はゲームを利用していることがわかった。ブラジルはこの分野では、韓国に次いで2位だった。
この調査では利用本数の次に、利用時間も分析している。調査対象となったすべての国で、2015年から2017年にかけて1日のアプリ利用時間が増加しており、アプリの普及が進んでいることを裏づけた。
ブラジルとメキシコでは、利用時間の半分以上を「ソーシャル」と「通信」カテゴリーが占め、韓国と日本では利用時間の25%をゲームが占めた。
また、「トップアプリのユーザーあたり利用時間」の調査では、調査対象となった大半の国で、アプリ利用時間の80%以上が、その国のトップアプリ以外に費やされていた。
そして「1日あたりゲームプレイ時間」では、韓国と日本が1日あたり1時間を越え、他国を圧倒した。
「1日あたりゲームプレイ時間」の調査では、韓国と日本が1日あたり1時間を越える結果となった。
モバイルゲームの平均利用時間は、調査対象となったすべての国で、2015年から2017年にかけて増加した。
アプリストアの収益全体に占めるゲームの割合は約75%を占めているが、世界的にゲームゲームプレイ時間が増えている点は、モバイルゲームが今後も引き続きパブリッシャーに大きなビジネスチャンスをもたらすであろうことを示唆していると、App Annieは指摘している。
(文/麻生雅人、グラフ図版提供/App Annie)
ソース:http://megabrasil.jp/20170516_35693/
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