海外ビジネスニュースを毎日配信!− DIGIMA NEWS

世界150ヵ国でサイバー攻撃被害、シンガポールにも

 
シンガポールでは既に、ティオン・バルー・プラザとパシル・リスのショッピングモール「ホワイト・サンズ」で被害があった。ティオン・バルー・プラザでは12のキオスクで障害が発生した。
 
今回の攻撃で使われたのは、復旧のための金銭を要求するランサムウエア。ウェインライト氏によると、ウイルス感染が自動的に拡大する性質を持っている。マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」のセキュリティー上の欠陥が悪用された。
 
最も被害が甚大だったのは全英医療サービスで、イングランド、スコットランドの病院で診療ができなかった。ドイツ鉄道、スペインの通信大手テレフォニカ、仏自動車メーカーのルノー、スウェーデンの地方政府も攻撃を受けた。アジアでは、学校、ジャカルタの病院、中国石油天然ガス(CNPC)などが攻撃を受けた。
 
日本では大手電機メーカーの日立製作所で15日、攻撃で社内のメールシステムなどに障害が出た。海外のグループ企業でも同様の被害が報告されているという。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/43164/