世界150ヵ国でサイバー攻撃被害、シンガポールにも
世界各地で5月12日から起きた大規模なサイバー攻撃で、欧州警察機関のウェインライト長官は、被害は150ヵ国、20万件以上になると明らかにした。前例のない規模で、アジアでは15日に企業、機関が業務を開始するため多くの被害が予想されている。
この記事の続きを読む
シンガポールでは既に、ティオン・バルー・プラザとパシル・リスのショッピングモール「ホワイト・サンズ」で被害があった。ティオン・バルー・プラザでは12のキオスクで障害が発生した。
今回の攻撃で使われたのは、復旧のための金銭を要求するランサムウエア。ウェインライト氏によると、ウイルス感染が自動的に拡大する性質を持っている。マイクロソフトの基本ソフト「ウィンドウズ」のセキュリティー上の欠陥が悪用された。
最も被害が甚大だったのは全英医療サービスで、イングランド、スコットランドの病院で診療ができなかった。ドイツ鉄道、スペインの通信大手テレフォニカ、仏自動車メーカーのルノー、スウェーデンの地方政府も攻撃を受けた。アジアでは、学校、ジャカルタの病院、中国石油天然ガス(CNPC)などが攻撃を受けた。
日本では大手電機メーカーの日立製作所で15日、攻撃で社内のメールシステムなどに障害が出た。海外のグループ企業でも同様の被害が報告されているという。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43164/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由