ムスリムの人気旅行先、非イスラム国の首位はシンガポール
イスラム教徒(ムスリム)の旅行目的地としてシンガポールは、イスラム諸国会議機構(OIC)以外で前年に続き1位にランクされた。
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ムスリム観光産業のパイオニア、クレッセントレーティング(本社・シンガポール)とマスターカードが共同でまとめたムスリム旅行指数(GMTI)によると、OIC加盟国を含めた総合ランキングでもシンガポールは10位と、非OIC加盟国で唯一10位以内に入った。旅行先の総合1位はマレーシアで、以下はアラブ首長国連邦、インドネシア、トルコ、サウジアラビア。
昨年、旅行したムスリムは1億2,100万人にのぼり、ムスリムによる観光市場規模は1,550億米ドル(約17兆円)と旅行市場全体の10%。ムスリムの旅行市場は2020年には1億5,600万人、2,200億米ドル(約25億円)にまで拡大すると予想されている。
非OIC加盟国だけの順位で2位以下はタイ、英国、南アフリカ、香港、日本で、日本は昨年の8位から2つ順位を上げた。イスラムの条件を満たした食事を提供する飲食店の整備が進んだことなどが影響した模様。スペインが9位で、初めて10位入りした。
OIC加盟国を含めた訪問先の地域別では、アジアが最も人気があり、次いでアフリカ、オセアニア、欧州、米州だった。アジアの多数のOIC非加盟国が順位を上げた。
ソース:http://www.asiax.biz/news/43074/
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