今回買収する語学学校3校は、アジアやヨーロッパからの語学留学生受入れに長年にわたる実績を持っており、「INTERNATIONAL HOUSE」というブランドとして国際的な知名度も確立している。
また、それらの学校は、バンクーバー、ウィスラー、サンディエゴといった日本人にも人気の高いエリアに立地しており、ヒューマングループの持つ学校運営ノウハウも活かせることから、買収後、短期間のうちに、ヒューマンアカデミーの既存事業とのシナジー効果も期待できるとのこと。
ヒューマンアカデミーは、これまでにも海外大学への進学支援事業を展開しており、「ヒューマン国際大学機構」では、1990年の開校以来、一貫して海外大学への正規留学を支援し、これまで5,000名近くの学生を送り出している。
昨今、日本からの海外留学者は減少傾向にあるとの見方もあるが、依然として毎年5万人以上の日本人が海外へ留学しており、ヒューマンアカデミーにおいても、アメリカ・カナダに語学留学の拠点を自ら持つことで、グローバルな教育ビジネスを一層強力に推進できると判断しての今回の買収となった模様だ。
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