香港・本土派「青年新政」、議場乱入・宣誓強行で起訴
香港警察は4月26日、本土派「青年新政」の梁頌恒氏と游●禎氏を逮捕した。
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27日付香港各紙によると、2人は昨年11月2日、立法会本会議の議場に乱入して宣誓を強行し、混乱によって警備員6人が負傷する騒ぎを起こした。
警察は5カ月を経て「違法集結」「強行進入を企てた罪」の容疑で2人と元秘書ら3人を逮捕・起訴し、4月28日に東区裁判法院(地裁)で公判が行われる。
有罪判決が下れば最高刑は禁固5年。
26日午後に保釈処分で警察を離れた梁氏はメディアの取材に応じ、「民選議員の立法会での違法集結による起訴は聞いたことない。罪を認める可能性は低い」と表明。
游氏も事件当日はまだ議員資格喪失の判決が出ていなかったため「議員の身分で議場に入ることは可能」と強調した。
2人は議員資格喪失の判決をめぐり終審法院(最高裁判所)に上訴を申請しており、8月に上訴を許可するかどうかが決定される。
2人の逮捕について民間人権陣線は「林鄭月娥・次期政権のための地ならし」と形容。
一方、民主党の林卓廷・議員は、黄毓民・元議員がグラスを投げた事件で起訴された例を挙げ、「いかなる抗争行動も文明的、平和的に行うべき」と指摘した。
【●=草かんむりに惠】
>>あわせて読みたい『香港の本土派「教祖」の黄毓民氏、政界引退を宣言』
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