香港・MTR放火事件を受けての荷物検査は見送り、しかし監視カメラは6年後には完備
2月に起きた地下鉄放火事件を受け、MTR内で発足した調査委員会が特区政府に対し報告と事故防止に関する提言を行った。
この記事の続きを読む
4月26日付香港各紙によると、提言の内容としては、警察や消防処との合同訓練の強化、消火器や消火シートの設置と使用訓練の強化、市民に対する啓蒙活動の必要性などが挙げられている。
一方で、議論の的にもなっている乗客の手荷物検査については、乗降客数が1日あたり延べ560万人に達している状況では現実的ではないとして見送られており、また、監視カメラの設置については今回の事件には設置の有無は影響がなかったと報告されている。
ただ、監視カメラはすべての旧型車両が新型と入れ替わる6年後の2023年には全線全車両に完備されることが決まっており、プライバシーの問題も絡み、今後は議論を呼びそうだ。
Photo by Rory MacLeod on Flickr
>>あわせて読みたい 『香港、MTR運賃を据え置き、8年連続の値上げを回避』
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由