仏ルーブル博物館の特別展示が香港文化博物館にて開幕
香港特別行政区成立20周年祝賀イベントの一環である大型展覧会「羅浮宮的創想―従皇宮到博物館的八百年/Inventing le Louvre:From Palace to Museum over 800 Years」が4月26日、香港文化博物館で開幕した。
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4月26日付香港各紙によると、仏ルーブル博物館から貸し出された貴重な文物126点を展示。
中でも目玉は、2500年前にギリシャで彫られ、首の部分だけ現存する重さ200ポンドの大理石の馬の彫刻だ。
同博物館が20年前に購入した文物なのだが、香港に先駆け北京で行われた展覧会に展示した際、彫刻に亀裂が見つかったため、海外への貸し出しはおそらくこれが最後になるという。
一方、今回が初めての海外展示となるのが、17世紀の詩人であるジャン・ド・ラ・フォンテーヌの人物像。
フランス革命前の1785年にルイ16世がロイヤルファミリーや貴族、高級士官をイメージした大理石の彫刻を造るよう命じたが、作者が芸術家もフランスを代表できる人物であると主張し、完成させたという高さ1メートル70センチの彫刻だ。
このほか、「モナ・リザ」の背景に香港の景色を映し出したデジタルアートも見どころの1つという。
会期は7月24日まで。
Photo by nekotank on Flickr
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