ここ数年、チャンギ空港発着便の増加分では格安航空の占める割合が高くなっている。シンガポール航空(SIA)の格安航空部門子会社スクートは6月にアテネ便の運航を開始する予定で、将来的にほかの欧州都市へも乗り入れる計画だ。
チャンギ空港とロンドン間の昨年の旅客数は120万人余り。ノルウェージャンの参入でシンガポール発ロンドン便は週50便になり、座席数は11%増える。
ノルウェージャンのヒヨス最高経営責任者は「大西洋横断の格安航空需要は大きい。すべての旅客に妥当な料金で旅を提供する」と語った。旅客はロンドンからノルウェージャンの便を利用し欧州の他の都市や米国に行くことができ、ロンドン発の旅客はチャンギ空港からアジアのほかの都市への旅行が可能になる。
現在、シンガポール・ロンドン間を往復とも直行便で運航しているのはSIAとブリティッシュ・エアウェイズ。ほかの航空会社はハブ空港経由で運航している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42977/