国際企業庁、シンガポール企業のインド・ASEAN進出後押し
貿易推進機関の国際企業庁(IE)は4月21日、国内企業がインド、東南アジアに進出するのに役立つ人材の育成計画を発表した。この一環としてインド産業連盟(CII)とシンガポールの3大学(南洋理工大学、シンガポール国立大学、シンガポール経営大学)が覚書を交わした。
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同3大学の学部学生はMOUに基づき、CIIに加盟する約8,000社から就業体験を積む相手を探すことができる。締結式に立ち会ったイスワラン通産相は「企業のインド進出を主導できる、インドの事情に通じた人材の育成が目的だ」と語った。IEはインド渡航を資金面でも支援する。
東南アジア市場に詳しい人材の育成では、IEゴーSEAアワード計画を導入する。学部学生に東南アジアの企業で就業体験を積んでもらうプログラムで、滞在期間は12週間以上。IEは渡航費、生活費として1万2,000Sドル(約94万円)を給付する。
初年度は30人を募集する。プログラム参加企業は、OCBC銀行、ピコ・アート・インターナショナル、スタンフォード・タイヤなどで、優秀と判断された学生は社員として採用されることもある。
国内企業が業務拡大のため進出先に一番に考えているのは東南アジアで、特にベトナム、ミャンマー、インドへの関心が高い。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42978/
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