香港の本土派「教祖」の黄毓民氏、政界引退を宣言
本土派の「教祖」と呼ばれている黄毓民氏が4月14日、政界引退を宣言した。
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15日付香港各紙によると、黄氏はフェースブックで8000字に及ぶ公開書簡を掲載し、政界からの引退を表明。今後は選挙には参加せず、政治団体も組織・参加しないが、引き続きネット放送局の番組や時事評論の執筆は行うと説明した。
民主派に対しては「耐え難い売港賊」「選挙では理性を失い、デマを散布し、ライバルをネガティブキャンペーンで攻撃する」と批判したほか、昨年の立法会議員選挙では『りんご日報』の黎智英・元社長をトップとする民主派陣営が本土派の「熱普城」を攻撃し、香港大学の戴耀廷・副教授による「雷動計画」は黄氏と熱血公民の黄洋達氏を狙い撃ちしたものと指摘。
一方、「熱普城」から1人しか当選しなかったことは「住民投票による憲法制定」運動が失敗したことを意味すると総括。
自身が青年新政に破れたのは世代交代の結果であり、あらためて補欠選挙に参加するつもりはないと述べた。
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