4月13日付香港各紙によると、これは同社が世界470余りの都市を対象に、海外駐在員にとっての生活の質を調査・分析しランク付けしたもの。
気候、医療、住居、政治ムードなどが考慮され、駐在員手当を決める目安となる。
香港の順位はアジアでは昨年と同じ15位だが、首位のシンガポール、大阪(5位)、名古屋(7位)、東京・横浜(同率10位)の後塵を拝しており、さらに世界でのランキングは29位と昨年の28位からひとつ後退している。
同社代表は香港の順位に触れ、「オーストラリアや日本を見ると生活の質が年々向上しているのがわかるが、香港は空気の質から地元の社会・政治的な緊張ムードまで日増しに悪化している」と後退の理由を説明した。
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