スズキ・東芝・デンソーの3社合同で、インドにリチウムイオン電池の製造会社を設立
スズキは、14日、インドにて、リチウムイオン電池パックを製造する新会社(合弁会社)を、東芝とデンソーとの共同で設立することを発表した。
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新しい合弁会社の資本金は約20億円。スズキが50%、東芝が40%、デンソーが10%、それぞれ出資する。
2017年中の設立を予定しており、製造する電池パックはスズキのインド製造子会社へ供給する計画となっている。
インドの自動車市場は、昨年度の新車の販売台数が約370万台という、前年を8%上回る高度成長が続いている。
そのインドにて、スズキは、乗用車市場において47%ものシェアを誇る。
いまだガソリンやディーゼル車がメインとなっているインドの自動車市場だが、車の増加に伴って都市部を中心に大気汚染が問題となっていることから、20年以降は、排ガスなどの環境規制が強化される予測もある。
また、小型車が主流のインド自動車市場においては、大衆車に適した環境技術の市場投入が求められている。
今回の3社が合弁で設立する電池パック製造会社は、インド国内において、リチウムイオン電池パックの安定供給を実現し、インドの環境車の普及促進に対応していくとともに、インド政府が掲げる「Make in India」政策に貢献していくという狙いもある。
Photo by Sean MacEntee on Flickr
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