シンガポール、公立病院が遠隔医療に参加、患者側の負担軽減に
公立病院は、医師と患者宅との間をインターネットなどでつなぎ、患者情報を伝え、診断、指示などの医療行為を行う遠隔診療を導入することに同意した。共通のテレビ会議プラットフォームを利用する。
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サービスの名称は「ビデオ・コール」で、KK婦人・小児科病院(KKH)、タントクセン病院、国立大学病院(NUH)、シンガポール総合病院(SGH)、国立大学がん研究所)、精神衛生研究所(IMH)が参加する。既に遠隔診療サービスを始めている病院もあり、残りの病院も年内にサービスを開始する。SGHは言語障害治療、IMHは精神病相談を主に手掛ける。
患者は一度、直接医師の診断を受け、遠隔診療が適していると判断された場合に2回目以降から選択できる。医療技術監督庁である総合健康情報システム(IHiS)の臨床情報担当官、ロー・チェンオーイ氏は「直ちに聴診器を捨て、代わりにカメラで診察することはできない。新たな試みであり、慎重に行う」と語った。
患者はスマートフォンやパソコンでログインし、身元の確認を受けてから診療を受ける。生後数ヵ月の息子が湿疹になったリウさんはKKHで診てもらい、2回目からは遠隔診療に切り替えた。子どもを病院に連れて行く労力が省けるという。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42854/
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