ブラジル観光省はブラジルが戦略的に選択した数か国(アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、日本、カタール、サウジアラビア)からの観光客を対象に、電子申請方式を導入しビザ発給を簡素化すると発表した。
マルクス・ベウトラゥン観光相いわく、ビザ発給の簡素化により、今後2年間に14億レアル(約530億円)がブラジルに流入することになるという。
また、ビザの電子申請・発給は中国、インドからの観光客にも広げるべく準備を進めているとのことだ。
新しいビザの発給システムは2017年中に実現する見通しだが、実現すれば、申請・料金支払い・審査・発給のプロセスが48時間に短縮される。手続きはすべてインターネットで完結することになる。
(文/原田 侑、写真/Cristiano Martins/AG. Pará)
写真は“ブラジルのカリブ”と呼ばれ人気の高いパラー州サンタレンにあるアステル・ジ・シャソン村
ソース:http://megabrasil.jp/20170415_35060/
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