12日付香港各紙によると、展覧会のうちの1つ「永生伝説―透視古埃及文明」では、大英博物館から貴重な文物約200点が貸し出されるという。
香港科学館で6月2日から10月18日まで4カ月にわたって開かれる同展覧会の目玉はエジプトのミイラ6体。香港初の試みとしてCTスキャンを使ってミイラの断層画像を映し出し、参観者がミイラの装束や肌、骨格を見ることができる。
6体はそれぞれ異なる時代のミイラで、各時代の文物や楽器、護符、美容用品、おもちゃなども一緒に展示される。
これらミイラとなった故人は歌手、祭司、貴族の助成や子供など身分が異なるそうだ。
また、ピラミッドにちなんだインタラクティブ・ゲームなども設置される予定だ。
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