ダイハツが海外拠点のインドネシアに「テストコース」を完成、開所式も実施
ダイハツのインドネシアにおける子会社であるADMアストラ・ダイハツ・モーター社は、2011年から建設を進めていた「R&Dセンター」のテストコースを完成させた。さらに子会社であるADMの生産累計500万台達成を記念して、4月10日にインドネシアのアイルランガ・ハルタルト産業大臣を迎え、R&Dセンター開所式ならびに、生産累計500万台達成記念式典も実施した。
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「R&Dセンター」は、インドネシア西ジャワ州カラワン スルヤチプタ工業団地にあるADMの車両生産工場「カラワン アッセンブリー プラント」の敷地内に併設。
すでに、デザイン棟や設計実験棟、テストコースの一部が稼動していたが、この度、周回路など全てのテストコースが完成した。
ダイハツは、自社の海外拠点としてインドネシアとマレーシアにて現地生産を進めており、インドネシアの首都ジャカルタでは、自動車市場の約4割を占める。
トヨタグループの一員として、 グローバル展開におけるコンパクトカー担当としての役割を果たしてきた。
日本国内で軽自動車を生産してきた低燃費・低価格などの技術やノウハウを用いて、インドネシア・マレーシアにて小型車を開発・生産・販売、さらにインドネシア政府によるエコカー施策である、LCGC( ローコスト・グリーンカー)政策実施後、初の適合車や、拡大する中間層へのエントリーモデルを供給している。
また、生産累計500万台の達成については、インドネシアの自動車生産事業体として、ダイハツが初めてとなる。※1
※1:ダイハツ調べ
>>あわせて読みたい 『ダイハツ買収のトヨタ、インドネシアで新たなエコカー販売』
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