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自動運転バス、2020年初頭にもシンガポールで運用開始

 
連合体の名称はシンガポール・オートノマス・ビークル・コンソーシアムで、科学技術庁(ASTAR)、シンガポール国立大学、南洋理工大学、シンガポール科学技術デザイン大学、シンガポール工科学院が参加する。セントーサ島では来年、オンデマンド方式で走るミニバスの運行を開始する。STキネティクスは政府系STエンジニアリングの陸上部門子会社。
 
STキネティクスのリー・シアンロン社長は「以前試験運行した車両の性能は良くなかったが、近隣国から購入したいとの問い合わせがあった。販売を仲介するのではなく、自社開発すべきと判断した」と開発に至ったいきさつを明らかにした。
 
車台はサプライヤーから供給を受ける。すべてアルミの車体で、バッテリーはリチウムイオン電池を使うが、新式の電池も検討している。
 
車体にはセンサー、ソナー、レーダーが装備され、自ら位置を確認し、前方の障害物などを感知する。道路工事やほかの車両の進路変更にも対応する。運転手が運転席に乗る、レベル4の自動運転車両となる。
 
ソース:http://www.asiax.biz/news/42834/