パナソニックがシンガポールに冷蔵本部を開所、事業本部の海外移転は初
パナソニックは滋賀県草津から移転した冷蔵庫・冷凍機用圧縮機の国際本部を開所した。業務本部の海外移転は初めて。工場と一体化させる。
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圧縮機を生産しているのはパナソニック・アプライアンス冷機デバイス・シンガポールで、生産工程も、ビッグデータやロボットをより多く利用した方式にする。
シンガポールの社員数は650人。同社首脳は技術訓練などを通じ雇用維持を表明しており、開所式でリム・スイセイ人材開発相は「技術が労働者に取って代わることもあるが、技術が新たな、より良い雇用を創出ことにもなる」と述べた。
パナソニックは余剰となったシンガポール職員に訓練を施し、技能の向上で結果として職員の賃金中央値は上がった。またシンガポール人からは得られない特別な技術については外国人技術者を雇用したが、シンガポール人社員が新たな技術を習得することに役立ったという。
自動化の拡大で主に影響を受けるのは中国人を中心に外国人労働者で、パナソニックは3~5年後をめどに、こうした肉体作業の外国人350人を200人削減する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42830/
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