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『サクラ』商戦全開、季節ビジネスにインバウンドの商機あり

 
春のサクラは、日本人だけでなく、外国人からしても美しく、サクラの時期を合わせて訪日する外国人観光客も少なくない。2015年の訪日客数は1900万人、2016年は2400万人を突破して、急拡大するインバウンド市場の中で、今年は例年以上に「お花見」をしている訪日外国人客が目立つ。
 
サクラのある公園では出店が立ち並び、購入しているのは日本人だけでなく外国人の姿も多い。それとともに、渋谷などの都市には訪日客が溢れかえり、飲食店やサービス業の景気はいい。訪日客の需要が「消費」から「体験」に移っている中で、「季節ビジネス」に商機が拡大している。
 
東南アジアなどは年中暑い国が多く、四季がある中でそれぞれに良さがあることは、日本が観光大国として世界でプレゼンスを高める上で大きな強みである。例えば、2月・3月はスノーボード需要が訪日客の増加を後押しした。日本企業の商機は「季節ビジネス」に拡大する。
 
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