2017年4月7日

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「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」が、ベトナム縫製産業の追い風に

「東アジア地域包括的経済連携(RCEP)」が、ベトナム縫製産業の追い風に

16か国が参加する東アジア地域包括的経済連携(RCEP)は発効すればベトナムの繊維・縫製産業に様々な利益をもたらすと予測される。

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ベトナムも交渉参加中のRCEPにはアセアン加盟10か国と中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドとインドが含まれる。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)とは異なり、RCEPは地理的な近さと文化的な同質性を特徴とする。こうした特質はRCEPの交渉と締結プロセスに有利に働くのではないかとベトナム繊維協会(VITAS)のVu Duc Giang会長は話す。
 
RCEPはベトナムの繊維・アパレル分野にとっては貿易障壁の撤廃を意味するのみならず、原材料調達、コスト、市場スケールの面でも有利に働くとベトナムメディアはGiang会長のコメントとして報じている。
 
Giang会長は、2017年のベトナムのアパレル・繊維輸出成長率は13-14%と予測している。2016年の成長率は9.2%であった。
 
ベトナム統計総局のデータによると、2017年1-3月のベトナムのアパレル・繊維輸出は56億ドルで前年同期比10.2%の伸びとなった。
一方で生地輸入は23億米ドルで5.5%の増加であった。
 
>>あわせて読みたい 『ベトナム国内の履物産業、EUとのFTA(自由貿易協定)にて輸出売上高がUP』

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