同国の2016年の経済成長率は1%に留まっており、外国からの投資の減少や商品価格の下落により、同国の通貨価値の維持に苦戦を強いられている。
同国はこれまで、隣接国であるロシアや中国との貿易に依存していたため、近年の中国の景気減速の影響を最も受けた国の一つだった。
そこで打ち出されたのが日本といった近隣諸国にも目を向ける「サードポリシー」と言われる、既述の二か国への依存緩和政策であり、2016年には同国で生産される石炭やカシミアなどの日本への輸出入税を撤廃する自由貿易協定が結ばれている。
（参照）http://www.arabnews.com/node/1076171/business-economy