台湾・金門島にカジノ、10月にも住民投票
金門島のカジノ建設の公民投票(住民投票)実施を求める署名が金門県選挙委員会に提出され、5日から署名の審査が始まった。早ければ10月にも住民投票が実施される。
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署名は同県会議員が推進していたもので、6207人の署名を集めたとされる。規定では選挙人総数の5%、5178人の署名が必要だが、すでに数量はこの規定はクリアしている。署名の審査が終わり次第、住民投票の実施が公告される見通し。カジノ建設は高梁(コーリャン)酒に頼る同島の観光には限界があり、さらなる観光資源が必要との考えから求められているもの。
しかしカジノ建設には毒物の蔓延や性産業などマイナスイメージもあり、反対も強い。澎湖島では過去2回、住民投票を実施したが、いずれも反対派が勝利、馬祖島ではカジノ住民投票は成功したが、カジノ業者の賛同がなく、カジノ建設は始まっていない。金門県は戸籍上の人口は14万人に近いが実際に居住しているのは約5万人。10万人に近い「幽霊人口」があり、住民投票では台北市など都市部の住むこの幽霊人口の投票行動が鍵となりそう。
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