「グランヴィリオシティ ダナン」は、旧ダナンホテルを買収し、リノベーションをほどこしたシティホテル。
客室は全168室、ツインとダブルがベースとなっており、客室の広さは20~30㎡、30~50㎡。ダナン市のシティ側に位置し、ダナンの日本街と言われるグエン・チー・タン通りの近くに開業した。
また、きたる5月26日には、同じくダナン市に「グランヴィリオオーシャンリゾート ダナン」(GRANDVRIO Ocean Resort DANANG)をオープン予定。
こちらは同じダナン市内でもリゾート側に位置する、海を臨むプライベートビーチのある全150室(ヴィラ54室含む)のデラックスリゾートホテルとなっている。
今回オープンした「グランヴィリオシティ ダナン」は、現地の日系法人社員や日本からの出張者はもちろんのこと、宴会場・会議室・ブライダル施設・プール・エステ・ジム・大浴場を備えていることから、会議や婚礼といった、宿泊以外の用途で利用するベトナム国内ユーザーからの需要も見込んでいる。
近年、ベトナムへの日本企業の進出は増加してるが、そのなかでも、同国中央部にあるダナン市は、インドシナ半島中部を貫く「東西経済回廊」のゲートウェイとも言える。
アジア経済における地理的有利性もあいまって、より多くの日本企業が進出している地域としても知られており、今後も日本人を含めた海外からのビジネスパーソンおよび観光客を対象としたホテル事業の増加が予想される。
>>あわせて読みたい 『「東横イン」がドイツ・フランクフルトに欧州進出1号店をオープン』