台湾人の海外就職72万人、10年で倍増
行政院主計総処の統計によると、海外で就職する台湾人が増えており、2015年は72万4000人に達した。10年前の2005年の34万人と比べるとほぼ倍増した。
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海外就職は、学歴別では大学および大学同等以上の学歴者が72.5%を占め、行先別では中国が42万人で全体の58%を占めた。しかし10年前は85%だったから、近年は中国以外への就職が増えていることになる。東南アジアが10%程度で米国は10万人弱、日本、韓国、オーストラリアの3カ国合わせて10万人となっている。
一説には、海外就職は100万人を超え、上海だけで80万人という声もあるが、主席総処では「海外で少なくとも連続90日以上滞在し、就業した人」を海外就職としている。海外就職の最大の理由は、海外の発展が速く、台湾にいい就業機会が少ない上、低賃金のためだとされている。
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