ラオス、2016年の縫製産業の輸出額が5%減少
ラオス縫製産業協会(ALGI)の発表によると、2016年のラオスの縫製製品輸出額は1億6500万米ドルで、2015年から5%の減少となった。
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労働者不足がラオス縫製産業の慢性的な問題であり、それが輸出額減少につながったと縫製産業協会のXaybandith Rasphone会長は最近開催された総会で述べた。
2016年時点で、ラオス国内、主にビエンチャン市内及び近郊に85の縫製工場が存在した。そのうち12工場がラオス資本である。縫製分野では日本企業が多額の投資を行っており、次いで多いのはタイ企業である。
およそ57工場が輸出向け衣料を製造している。28工場は輸出向け、国内向け双方を扱っている。31工場が衣類パーツを製造している。
こうした縫製工場では総計2万7000人が雇用されており、そのうち9割を女性が占める。
2016年のラオスからEUへの輸出は3300万点、1億4000万米ドル相当で前年比10%減、日本は140万点、960万米ドルで5%減、米国は130万点、450万米ドルで21%減、カナダは16万6515点、41万140米ドルで56%もの大幅な減少であった。
その他諸国への輸出は43万6174点、990万米ドルで64%増加している。
しかし、外国企業からの受注状況は安定しており、ラオス縫製製品の主要輸出市場は相変わらずEUである。日本企業は中国からラオスへの縫製工場の移転に関心を示している。
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