シンガポールで活動している仏企業は、現地提携相手の支援を受け、フレンチ・テク・ハブの構築を目指す。技術系企業のネットワークで、構築後はほかの地域、特にアジアのテク・ハブと連携する。
仏企業はスマート・シティープロジェクトなどに関わっており、これにはバーチャル・シンガポール、都市計画づくりを改善するためのモデル化ツール、電気自動車のシェアなども含まれる。シンガポール金融管理庁（MAS＝中央銀行）は仏中央銀行と、新たな金融技術の開発促進で協力する。
この日はシンガポール・フランス・イノベーション・フォーラムも開催された。開幕式でターマン副首相は「両国は似たような経済上の問題に直面しており、両国とも生活水準を引き上げるための基盤として、イノベーションと生産性向上の加速を目指している」と話した。
ターマン氏によると、先端技術を扱う企業は生産性が高く、新製品も開発できるが、残りのほとんどの企業は遅れており、両者間の格差が拡大しているため是正が必要だという。
ソース：http://www.asiax.biz/news/42659/