ミャンマーの地元起業家が、人口流出を阻止すべく、地元ラカイン州初の縫製工場を設立
ラカイン州の起業家が困窮する同州からの人口流出を食い止めようと、ラカイン州で最初という縫製工場が設立された。
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2月25日に工場を開業したU Min Zaw氏は、これまでにおよそ100人を雇用したと話す。その多くが女性で、ラカイン州の州都シットウェSat Yo Kya地区の工場近隣の住民である。
工場では地元の学校の制服を製造している。
「地元で就労機会を創出し、他の地域への人口流出を防ぐことを目的にこの工場を設立した」とU Min Zaw氏は話す。
Sat Yo Kyaには、2012年の内乱で住居を失った仏教徒のための避難民キャンプがある。この内乱で、数万人のロヒンギャ・ムスリムもまた住居を失っている。
縫製工場は20億ミャンマー・チャット、およそ146万米ドルの資本金で創業した。地元政府が工場用地の選定と工場での電源確保で支援を行った。
ラカイン州はミャンマーで2番目に貧しい州で、就労機会の不足から国内他地域への大規模な人口流出が続いている。
ラカイン族の深刻な貧困で州内のムスリムへの不満が募る状況が続いている。民族主義者らはムスリムを侵入者と主張しているが、国際組織はムスリムが迫害されているとしている。
ミャンマー投資委員会(MIC)は2月、人口流出を防ぐための方策としてシットウェへの縫製工場の立地を提言していた。ラカイン州平和構築開発中央委員会はMICに対し助言を要請していた。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2800.html
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