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ベトナムにて「eコマース」の競争が過熱、配送時間の競争へ

 
ベトナム最大のオンラインショッピングプラットフォームLazadaのAlexandre Dardy 社長は、業者数と製品数の増加に加えて配送時間の短縮が実現するだろうと述べた。

当然、都市部では地方部よりも早い配送が可能であるものの、現在、Lazadaの平均配送時間は2日以上となっている。
2016年末、Lazadaはバイク便配送業者AhaMoveと提携し、時には1時間以内の配送を可能とする新たな配送サービスを開始した。
 
別のオンラインショッピングサイトtiki.vnでも配送時間の短縮に取り組んでいる。現在の平均配送時間は2-3日となっている。
tiki.vnのTran Ngoc Thai Son社長は、消費者にとって最も重要なのは製品の品質と配送時間だと話す。
tiki.vnでは24時間以内の配送サービスを開始している。
 
時間内に配送されなかった場合、顧客は次回以降のショッピングに使える3万ベトナム・ドン(1.3米ドル)相当のtikiコインを受け取ることができるという。
しかし、配送時間の短縮にはコストもかかると同社は説明する。
 
速配サービスには通常配送の2-3倍のコストがかかるという。
 
例えば、3キロ以下の荷物の通常配送は1.5万ベトナム・ドンで済むが、速配サービスでは3万ドルかかる。
しかし、配送費用の50-75%はオンラインストア側の負担となっている。
 
Dardy社長は、AhaMoveは速配で3万ドンを得るが、Lazadaがそのうち2万ドンを負担するため、顧客の負担は1万ドンのみと説明している。
高い費用負担にもかかわらず、企業側は速配サービスが顧客の定着につながるとし、速配サービスの提供に意欲を見せている。
 
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_2799.html
 
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