香港の行政長官選、林鄭氏の得票が当初の予想を上回る
行政長官選挙では林鄭月娥氏を推薦した財界の選挙委員が投票時にどれだけ曽俊華氏への支持に転じるかが焦点となったが、親政府派消息筋は林鄭氏の得票数は予想以上だったことを明らかにした。
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3月27日付香港各紙によると、親政府派の事前の予測では、林鄭氏の推薦票580票に保留されていた潜在支持票160~190票が加わるが、投票時に曽氏に流れる票が40~50票とみて得票数は最高でも770票と見込んでいたが、結果は777票だった。
これは流出票がほぼなかっただけでなく、曽氏を支持していた親政府派票がいくらか林鄭氏に流れたことを示している。
実際に曽氏を推薦したホテル業界選出の胡文新氏(合和実業社長)と金融サービス業界選出の詹剣崙氏が林鄭氏に投票すると表明していた。
選挙戦終盤で林鄭氏の当選が確定的となったのには特に長和実業の李嘉誠・会長の示唆が影響したという。
また曽氏の得票数365票のうち親政府派は約50票とみられている。
>>あわせて読みたい 『香港「行政長官選挙」、民主派の9割が曽氏に投票へ』
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