香港の行政長官選挙、民主派は原則派と策略派に分裂
香港の行政長官選挙では白票を含む無効票が23票、棄権した選挙委員が8人だった。
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民主党と公民党が事前に曽俊華氏への投票を表明し、非親政府派の選挙委員は一致して曽氏へ投票するよう呼び掛けたが、過激な民主派や自決派の立法会議員は足並みをそろえなかったようだ。
3月25~27日付香港各紙によると、事前に白票を投じるか棄権すると表明していたのは社会民主連線(社民連)の梁国雄氏、人民力量の陳志全氏、工党の張超雄氏、香港衆志の羅冠聡氏、朱凱廸氏ら。
いずれも民主の原則堅持を強調し「内輪の選挙」は支持しないと述べていた。だが26日の選挙結果の発表後、梁国雄氏は「中央は曽氏を支持しているかと思った」として形勢を見誤ったことを認めて謝罪。
過ぎたことは忘れて原則派と策略派が和解するよう求め、4月2日にともに中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)に抗議活動に行くことを呼び掛けた。
梁氏は主流民主派の策略に反して自ら出馬することも試みていた。
>>あわせて読みたい 『香港の民主派団体「民間人権陣線」が行政長官選挙への抗議デモ』
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