１７年２月の輸出総額は前年同月比１８．２％増の２９６３億ドルだった。うち再輸出は同１８．４％増の２３８９億ドル、地場輸出は同３．８％増の２８億ドルと、いずれも増加した。
　　
輸入総額は同２５．４％増の２９８０億ドル。貿易赤字は輸入総額の１８．９％に当たる５６３億ドルだった。
アジア全体への輸出は増加し、同２９．９％増。中でも増加が目立ったのは、台湾の同８２．７％増、ベトナムの同４６．５％増、中国の３５．９％増、フィリピンの同２１．３％増、韓国の同１８．４％増、インドの同９．７％増だった。
　　
輸出の減少が顕著だったのは、マレーシアの同７．０％減、シンガポールの同４．７％減だった。
他地域向けの輸出では、減少が目立ったのはドイツの同１９．０％増、英国の同１８．８％増、米国の同１０．９％減だった。
　　
一方、旧正月の時期が前年と異なるため、年頭２カ月は合わせて分析すべきである。１月と２月を合算した輸出総額は前年同月比６．７％増加した。
　　
うち再輸出は同６．８％増加したが、地場輸出は同２．１％減少した。輸入総額は同９．３％増加した。貿易赤字は輸入総額の１１．３％に当たる６８６億ドルだった。
　
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