シンガポールの会社員、企業への忠誠度はアジアで最低クラス、民間調査
シンガポールの会社員の企業への忠誠度は、アジアで最も低い部類に属している。人事コンサルティングの米エーオンヒューイットの調査によると、シンガポール会社員の忠誠度は59%で、前年より4ポイント下がった。マレーシアも59%だった。
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最も高いのはインドの69%。次いで中国の67%、タイとフィリピンが65%、インドネシアが61%だった。職場で最善を尽くす意欲があるか、自分が働く会社について建設的発言をするか、長期にわたり在籍する意図があるか、の3点を調べた。
シンガポールの社員は職に対する能力傾注度がほかの国より弱く、特にミレニアル世代(1980年代から2000 年代前半に生まれた世代)でこの傾向が顕著だった。
人材あっせん業者マンパワーグループのゴー氏は「経営者の間に、社員が会社に対し出来る貢献に焦点を合わせる傾向が過去2年間みられた。ミレニアム世代には、どう訓練し、能力開発を手助けするかを考慮するのが重要」とコメントした。
調査結果から判断すれば、インド、中国、タイ、フィリピンの労働者はシンガポールより仕事への傾注度が高い。忠誠度は売上高と連動しており、忠誠度が下がると、転職、欠勤の増加、顧客満足度の低下、業績悪化につながる可能性がある。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42655/
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