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フィリピンのオートバイ販売、ASEAN諸国内で伸び率1位

   
伸び率ではアセアン域内で1位、2位には12%増を記録したシンガポール、3位タイの6%増と続いた。
  
また販売台数で見ると1位は人口2億5000万人以上を抱えるインドネシアの622万台、人口6800万人以上のタイの174万台に次いで3位になっている。
   
このまま販売数が維持されると2020年までには現在人口、1億人を超えたフィリピンはタイを追い越し、アセアン域内で2番目のオートバイ市場になると業界では予測されている。
 
この激増ぶりは安い中国産オートバイの輸入とそれに伴う割賦制度の充実が挙げられ、また、かさむ一方の交通費対策として、自前でオートバイを買い、家族で使えば結果的に安く上がるという考えから出ている。
 
ただし、フィリピン人の意識から『メイド・イン・ジャパン』の神話は根強く、日本のオートバイ・メーカーの車種の人気が高く、市場占有率も安価な中国産のオートバイ・メーカーを押さえている。
 
また、都市部の慢性的な交通渋滞のために、従来は交通不便な山間部や他の交通機関のなかった地域で運用されていた『ハバルハバル=バイク・タクシー』が、渋滞する道路をすり抜けて目的地へ早く行けるために、セブなどではハバルハバル商売が激増した。
 
こういった闇商売ともいうべきハバルハバル業だが、事故時のリスクなど全く保障されない状況から、行政や警察の監督、指導が必要と指摘されているが、ほとんどが野放図な状態となっている。
 
同様に、車の隙間を縫って走行し、センター・ラインを当たり前に超して我が物顔に走るオートバイ・ドライバーも普通のため交通事故も激増し、無免許運転も多いと見られ、運転マナーの向上が急務とされるが『それはこの国では無理』という声も高い。
  
【写真はオートバイの普及が高いヴェトナム・ホー・チ・ミン市内の様子】
 
>>ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news02&config=&command=body&no=320
   
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