シンガポール、2016年の自動車保険業は黒字、保険料は据え置きの見通し
シンガポール損害保険協会(GIA)によると、昨年の自動車保険部門の引受収支は黒字だった。新規参入も2社あり、今年の保険料は昨年並みが予想されるという。
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新規参入はFWDとオート・アンド・ジェネラルで、GIAのデレク・テオ最高責任者は「新参業者はシェア確保を目指す」と保険料が低い商品を提供する可能性を示唆した。
昨年の保険料収入は前年比0.4%増の11億4,900万Sドル(約920億円)で、1件当たり保険料の平均は0.6%増の1,202Sドル(約10万円)。
損害率(保険会社が被保険者に払った損害額の、保険料に対する割合)は2ポイント高い55.9%で、保険引受利益は27.7%減の8,740万Sドル(約70億円)だった。自動車保険は損保収入の31.5%を占める最大部門。
大手3社の代表的商品の保険料は、最大手NTUCインカムが前年と同じ1,502Sドル(約12万円)、アクサが17.6%高い2,196Sドル(約18万円)、AIGが11.5%安い2,378Sドル(約19万円)。
NTUCインカムのペー・チーキョン自動車保険部長によれば、過去2年間、業界の競争は激しかった。自動車登録台数が前年とほとんど同じで、業者がほどほどの利益に甘んじたためだという。ペー氏は、今年も昨年並みの競争を予想している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42617/
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