ブラジル肉問題、香港でも外食産業が対応を急ぐ
ブラジルの食肉業者が品質の悪くなった食肉を輸出していた問題で、香港の外食産業が対応に追われている。
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3月23日付香港各紙によると、譚仔雲南米線では牛肉と豚の耳をブラジル産でまかなっていたがしばらく提供を中止し、大家楽もポークチョップと手羽の販売を一時的に取り止めるという。
出荷元を変更できるところはすでに対応済みで、添好運は山竹牛肉の原料をブラジル産からインド産に、鴻星集団は肉類すべてを米国、日本、中国産に切り替えると発表している。
なお食物及衛生局(FHB)がブラジル産の食肉を香港に輸出している卸売業者5社の社名を公表したものの、販売禁止までには至っていない。
また、香港内で販売されているブラジル産食肉10点についてサンプル検査を22日に行ったが、現在のところ該当する肉は見つかっていないという。
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