「ベトナムへの投資は依然有望」、シンガポールIE担当官
シンガポール投資家による昨年末時点のベトナムへの累積投資額(直接投資)は379億米ドル(約4兆2,700億円、1,786件)で、韓国、日本に次ぐ3位の地位を維持した。
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国際企業庁(IE)でベトナムセンターなどを担当するアイバン・タン氏は「シンガポール企業にとりベトナムが東南アジアで重要な市場であることを示す数字」と語った。昨年の2国間貿易は198億Sドル(約1兆6,000億円)で、シンガポールはベトナムにとり6番目の貿易相手国。
タン氏によれば、ベトナムへの投資で有望なのは引き続き製造業で、若い労働力の存在、豊富な天然資源、中国に近いこと、労働集約型製造業で中国、タイよりコスト競争力があることが強みだ。
ベトナムに進出しているシンガポール企業は、衣類のラマテックス、ボディーニット、食品のゴールド・ロースト、ホック・ヒン、フード・エンパイア、不動産の政府系メープルツリー。IEとして、衣類、デジタル家電、食品メーカーにベトナム進出を奨励するという。
両国の協力で建設されたベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)は7つあり、約600社が拠点を設けている。うち10%がシンガポール企業。ベトナム企業の効率、生産性改善のためシンガポール企業の技術を活用することをIEは計画しており、現地企業と接触している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42595/
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