菌に汚染されたブラジル産食肉の輸出、シンガポールは安全
ブラジルの食肉加工業者が検査官を賄賂で買収し、細菌に汚染された肉を出荷していた問題が波紋を広げているが、農食品獣医庁(AVA)は3月20日、ブラジル当局が監視対象に含めた21社からシンガポールは輸入していないと、安全宣言を出した。
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ブラジルは世界最大の牛肉、鶏肉の輸出国。この事件では大手JBSを含む複数の加工業者が贈賄容疑で摘発された。3社は業務停止を命じられ、農業省の検査官33人が取り調べを受けている。事件を受け中国、欧州連合(EU)、韓国、チリがブラジル産食肉の輸入停止に踏み切った。
フラビオ・ダミコ駐シンガポール・ブラジル大使によると、とさつ場、食肉加工業4,837ヵ所のうち21工場に疑惑がかけられているが、シンガポールに輸出している業者は含まれていないという。
AVAによると、海外からの食肉輸入はAVAが認定した業者からしか許可されない。認証は2段階で、輸出国における家畜の健康維持と食品の安全性確保、および輸入時点での細菌による腐敗検査。抗生物質など薬品残留がないかも調べる。
日本、サウジアラビア、ロシア、オランダなど150ヵ国がブラジルから食肉を輸入している。
ソース:http://www.asiax.biz/news/42609/
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